馬の堆肥は、一番良いんだ。と言ってくれるおじいちゃん、おばあちゃん
「馬産地いわて」と言われるこの地には、昔から馬と人との暮らしがありました。
南部曲がり屋と言われる、ひとつ屋根の下で、家族の一員として馬と共に暮らす生活
農作業や、林業の仕事のパートナーとして、また、子馬を生産して軍馬として売りに出すという仕事と共に、
馬を飼育する事で、堆肥を取ることも重要であったと言われています。 そんな昔の時代から、効率化や生産性の向上のためにトラクターの普及や化学肥料が広まる中で、馬たちの姿は急速に消えて過去のものとなりました。
しかし近年、地球環境への負荷軽減を目指して、有機農業への取り組みや循環型農業が広まっています。
安心、安全な農作物はもちろんの事。 サスティナブルなスタイルのために、ジオファーム八幡平では、馬たちのエサの内容やコンディショニング、そして飼育環境の整備から、高品質な馬ふん堆肥づくりに挑戦しています

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製造のこだわり
堆肥化には、微生物たちの活躍がとっても重要です。微生物たちが活発に活動する事で生まれる発酵熱 条件を整えることで、70度前後の温度帯を維持します。きっちと発酵熱が生まれることで、堆肥中の有害な菌を減退させ、雑草の種子なども死滅させることが出来ます 安定した堆肥化と発酵熱を維持できるよう、ジオファーム八幡平では温泉熱を利用したエアレーションシステムを導入しています。
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品質のこだわり
ジオファーム八幡平では2種類の堆肥をつくっています。馬房におがくずを敷いた木質ベースの「THEプレミアム馬ふん堆肥」は、窒素分の数値が低く穏やかに、ゆっくり効くと言われます。馬房の敷き藁がベースとなるマッシュルームの栽培が終わった後の廃菌床を堆肥化「マッシュルーム堆肥」では、窒素分が約2.5%と植物由来の有機肥料としては栄養が豊富です。 農作物に合わせた堆肥の施肥することで、美味しさにつながります。